UTAGEで顧客の継続課金を停止する方法|キャンセル・決済失敗時の対応も解説
この記事は、UTAGE自体の利用契約を解約する方法ではありません。UTAGEで継続課金(サブスクリプション)の商品を販売している事業者が、自分の顧客1件の継続課金を止める操作を解説します。
停止の操作場所はUTAGE管理画面の【継続課金一覧】ですが、連携している決済代行会社(Stripe・UnivaPay等)によって挙動が異なる部分があります。停止前に確認しておきたい注意点も含めて解説します。
| 操作場所 | 【ファネル】タブ内の【継続課金一覧】 |
|---|---|
| 対象の絞り込み | 顧客のメールアドレスで絞り込んで1件を停止(商品単位の一括停止は確認できず) |
| UTAGE側の表示 | 停止操作後、ステータスが「解除済」になる |
| 決済代行会社側の表示 | 会社によって異なる(例:UnivaPayは「一時停止」、Stripeは「キャンセル済み」) |
| 会員サイトへの影響 | 停止しても自動的には利用不可にならない(コース側の設定次第) |
UTAGEの継続課金停止とは|UTAGE自体の解約との違い
「UTAGE 継続課金 停止」で検索すると、UTAGE自体の利用契約の解約方法と混同しやすいため、最初に対象を整理します。
- この記事のテーマ:あなたがUTAGEで継続課金商品(月額・年額の会員サイト、講座など)を販売していて、特定の顧客1件の継続課金を止めたい場合の操作
- 別テーマ:あなた自身のUTAGE利用契約そのものを解約したい場合は、UTAGEの解約方法と注意点を確認してください
この記事では前者(顧客の継続課金を止める操作)だけを扱います。
停止する前に確認しておきたいこと
停止操作自体はシンプルですが、誤解しやすい前提が2つあります。先に確認しておくと、停止後の対応に迷いません。
継続課金の停止=会員サイトの利用停止ではありません。会員サイトへの影響は、コース側の設定によって変わります(詳細は「停止後、会員サイトの利用にどう影響するか」で解説)。
停止操作を行う前に、対象顧客のメールアドレスを確認してください。UTAGEの継続課金一覧は、メールアドレス・商品・金額・顧客名で絞り込めます。対象を正確に特定してから操作することで、誤って別の顧客の継続課金を止めてしまうミスを防げます。
継続課金を停止する手順(UTAGE管理画面)
継続課金の停止は、ファネル機能のサイドバーにある【継続課金一覧】から行います。
- 継続課金一覧を開くUTAGE管理画面の「ファネル」タブ内サイドバーから【継続課金一覧】を開きます。
- 対象顧客をメールアドレスで絞り込む絞り込み条件にメールアドレスを入力して検索し、対象の1件を特定します。
- 操作メニューから【停止】を選ぶ対象データの行の右端にある【︙】(操作メニュー)から【停止】を選択します。
- 確認ポップアップで「OK」を押す停止を確定するとポップアップが表示されるので、内容を確認して「OK」を押します。
- ステータスが「解除済」になったか確認する処理後、対象データの「ステータス」欄が「解除済」に変わっていれば停止が完了しています。
日付・タイミングを指定して停止を予約する方法
即時ではなく、特定の日付を指定して停止を予約することもできます。メール・LINE配信の機能で「継続課金を停止」というアクションを使い、条件に該当する登録者(メールアドレスが対象顧客と完全一致する条件など)を指定して配信条件に設定する方法です。
日付を指定して停止を予約できるほか、ステップ配信で「シナリオ登録後○日後」のようなタイミング指定も可能です。ただし、ステップ配信のタイミング指定を使う場合、特定の日付を直接指定できない制約があります。
決済代行会社ごとの違い(要注意・混同しないこと)
UTAGE側の操作は共通ですが、連携している決済代行会社によって、停止後の表示や制約が異なります。利用している決済代行会社の項目を確認してください。
Stripe
UTAGE側で停止操作をした後、Stripe管理画面でサブスクリプションのステータスが「キャンセル済み」になっていることを確認する運用です(詳細は「決済に失敗した場合の対応」で解説)。
UnivaPay(ユニバペイ)
UTAGE側の継続課金一覧から停止すると、UnivaPay側では「一時停止」という表示になります(Stripeの「キャンセル済み」とは表記が異なります)。UnivaPay側がリトライ決済の失敗などで先に自動的に停止済みにしているケースでは、UTAGE側の通常の【停止】操作を行うとエラーが表示されます。この場合は、対象データの操作メニューから「編集」を選び、ステータスを手動で「解除済」に変更し、解除日を入力するという対応が必要です。
AQUAGATES
停止方法には、手動停止(継続課金一覧からの【停止】)、予約停止(メール・LINE配信のアクション)、顧客自身による会員サイト内での停止(課金連動機能を使う場合)の3つがあります。これらの停止方法自体は、Stripe・UnivaPayと共通しています。停止後は、AQUAGATES側の管理画面で対象の継続課金を検索し、ステータスが「停止(一時停止)」に変わっていることを確認する運用が案内されています。ただし、AQUAGATES固有の制約(停止操作時にエラーが発生するケースの有無など)については、今回の調査範囲では確認できませんでした。
テレコムクレジット
テレコムクレジットは他社と異なる注意点があるかもしれません。メール・LINE配信の「継続課金を停止」アクションを使った場合、UTAGE側の課金は停止されても、テレコムクレジット側の課金は停止されないケースがある、という記載を確認できましたが、該当箇所の本文全文までは確認できていません。
そのため、テレコムクレジットを利用している場合は、UTAGE側の継続課金一覧から手動で停止した後、念のためテレコムクレジット側の管理画面でも実際に停止されているかを確認することをおすすめします。
FirstPayment(ファーストペイメント)
FirstPayment管理画面側から先に継続課金を停止すると、UTAGE商品管理側で設定した「継続課金解除時の動作設定」(対象のバンドルコースを会員サイト上で停止する等の自動処理)が作動しないケースがある、という記載を確認できましたが、こちらも本文全文までは確認できていません。継続課金解除時の自動処理を確実に機能させたい場合は、UTAGE側から停止操作を行うほうが安全です。
| 決済代行会社 | 停止後のステータス表示 | 特に注意する点 |
|---|---|---|
| Stripe | キャンセル済み | 強制キャンセル後は再開不可・新規決済が必要 |
| UnivaPay | 一時停止 | 先に自動停止済みだと通常操作がエラー。ステータス手動編集で対応 |
| AQUAGATES | 停止(一時停止) | 固有の制約は確認できず |
| テレコムクレジット | ―(要確認) | UTAGE側で止めても止まらないケースがあるとの記載あり(本文未確認・要ダブルチェック) |
| FirstPayment | ―(要確認) | 先に止めると自動化が連動しないケースがあるとの記載あり(本文未確認) |
いずれの決済代行会社でも、UTAGE側で停止操作をした後は、決済代行会社側の管理画面で実際に停止・キャンセルの状態になっているかを確認することが案内されています。UTAGE側の操作だけで100%完結するとは考えず、決済代行会社側の状態確認まで含めて対応してください。
停止後、会員サイトの利用にどう影響するか
継続課金の停止と、会員サイトの利用停止は別の操作です。継続課金を止めただけでは、会員サイトのコンテンツは自動的に閲覧不可にはなりません。
メール・LINE配信の「継続課金を停止」アクションで特定のバンドルコースを指定して停止する場合、実際にいつ閲覧不可になるかは、各コースの「コース基本設定」内「受講停止時の動作」の設定によって変わります。
- 「全て閲覧不可」に設定している場合:停止処理の実行直後に閲覧不可になります。
- 「停止日までに解放済みのレッスンは引き続き閲覧可」に設定している場合:停止日までに解放されていたレッスンは、その後も閲覧可能なまま残ります。
また、会員サイトの「受講生の利用停止」と、バンドルコースの「停止」は別の概念です。受講生(アカウント)を「利用停止」にすると、会員サイトへのログイン自体ができなくなり、登録済みの全バンドルコースが連動して停止されます。一方、バンドルコース単体の「停止日」を設定した場合は、受講生本人は会員サイトへログインできますが、そのコースへのアクセス権限だけが失われます。継続課金の停止は、原則としてバンドルコース単位の「停止」に近い扱いです。
継続課金の解除にあわせて会員サイトの利用も自動的に止めたい場合は、「ファネル>商品管理>対象の継続課金商品>継続課金解除時の動作設定」から、停止するバンドルコースを事前に設定しておく方法があります。
決済に失敗した場合の対応
顧客のカードが使えなくなった等で決済(リトライ決済)が失敗した場合の対応も、決済代行会社によって異なります。
Stripeの場合
リトライ決済が1回失敗した程度で、Stripe側のサブスクリプションがまだ「キャンセル」状態になっていない場合は、Stripe側の設定に基づいて自動的にリトライ決済が実行されます。リトライが連続して失敗し、Stripe側でサブスクリプションが強制的に「キャンセル」状態になった場合は、UTAGE側から決済を再開させることはできません。顧客に対象の継続課金商品を新規決済してもらう必要があります。分割払いの途中で強制終了した場合は、残りの分割回数分の商品データをUTAGE側で新たに作成し、決済ページを作り直す対応が必要です。
UnivaPayの場合
リトライ決済の失敗などでUnivaPay側が継続課金データを自動的に停止済みにしているケースがあります。この場合にUTAGE側から通常の【停止】操作を行うと、「エラーが発生しました。」と表示されます(対応方法は「決済代行会社ごとの違い」のUnivaPayの項目を参照してください)。
誤って停止した場合・再開できるか
Stripeについては、「支払い回収の一時停止」(期限指定あり・なしの一時停止)と「完全なキャンセル」が別の操作として存在します。一時停止は完全なキャンセルとは別の扱いのため、再開を前提とした操作と考えられます(完全にキャンセルした場合の扱いは「決済に失敗した場合の対応」を参照してください)。
UnivaPayについては、リトライ決済の失敗などでUnivaPay側が自動的に停止した継続課金を、UTAGE側から再開できるかどうか、公式マニュアルで明確な記載を確認できませんでした。
再開できるかどうかは、決済代行会社・状況によって異なります。完全にキャンセルされた場合は再開できず、顧客に新規決済してもらう必要があるケースがあります。誤って停止してしまった場合は、早めに利用している決済代行会社側の状態を確認することをおすすめします。
停止できない場合の問い合わせ先
停止操作がうまくいかない、エラーが解消しない場合は、まずUTAGEのよくある質問で類似のケースがないか確認してください。決済代行会社側の状態に起因するエラー(UnivaPayのエラー表示など)の場合は、利用している決済代行会社のサポート窓口へ直接確認することをおすすめします。
顧客自身が停止できる「課金連動」機能(補足)
ここまでは販売者側の操作を紹介しましたが、UTAGEには「課金連動」機能を使うことで、顧客自身が会員サイトのお支払い方法画面から継続課金を停止(解約)できる仕組みもあります。
この機能を使うには、会員サイトの「サイト設定>決済連携設定」で課金連動を「する」に設定し、「受講生側での課金停止」を「許可する」に設定する必要があります。UnivaPay・Stripe利用時は、顧客自身の操作でも継続課金が自動的にキャンセルされ、課金が停止します。顧客からの停止依頼そのものを減らしたい場合は、この機能の利用を検討する価値があります。
よくある質問
継続課金を停止すると、会員サイトも自動的に使えなくなりますか?
自動的にはなりません。会員サイトの利用への影響は、各コースの「受講停止時の動作」設定によって変わります。連動して止めたい場合は、継続課金解除時の動作設定を事前に行っておく必要があります。
停止した継続課金は、あとから再開できますか?
決済代行会社・状況によって異なります。Stripeの場合、完全にキャンセルした後は再開できず、顧客に新規決済してもらう必要があります。一時停止であれば再開できる可能性がありますが、公式マニュアル上で全社共通の断定的な記載は確認できませんでした。
商品単位で、購入者全員の継続課金をまとめて停止できますか?
継続課金一覧・メール配信のアクションは、いずれも顧客(メールアドレス)を条件に含めて絞り込む操作が基本です。対象商品の購入者全員を一括で止める明確な機能については、公式マニュアル上で確認できませんでした。
UTAGE側で停止すれば、決済代行会社側の課金も自動的に止まりますか?
会社によって異なります。Stripe・UnivaPay・AQUAGATESでは、UTAGE側の操作後に決済代行会社側の状態を確認することが案内されています。テレコムクレジットについては、UTAGE側で止めても決済代行会社側の課金が止まらないケースがあるとの記載を確認できましたが、本文全文までは確認できていないため、必ず両方の状態を確認してください。
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