WPテンプレート

【どっちがおすすめ?】CocoonとSANGOを7つの項目で徹底比較

Cocoon SANGO 比較

数あるWPテンプレートの中でも、カスタマイズの幅が広い『Cocoon』と『SANGO』、デザイン性は違いますが、どちらも人気のテンプレートですよね。

無料でありながらも優れた機能性の『Cocoon』、とにかく居心地の良さにこだわったデザインの『SANGO』とどちらもおすすめのWPテンプレートです。

初心者ブロガー

ブログを始めたいけれども、テンプレートが多すぎて何を選んだらいいかわからない!

という方のために『Cocoon』と『SANGO』のテンプレートを

  • 価格
  • デザイン性
  • カスタマイズ
  • 使いやすさ
  • サポート
  • 口コミ
  • 表示速度、SEO対策

の7つの項目で徹底的に比較しました。

この記事を読めばどちらのテンプレートが自分にぴったりなのかわかるようになっているので、ぜひ参考にしてくださいね。

【結論】CocoonとSANGO どんな人におすすめ?

細かな7つの比較項目を見る前に、まず、それぞれのテンプレートがどのような人におすすめなのかを見てみましょう。

どちらも人気があるテンプレートですが特徴は全く違います。間違ってテンプレートを選んで、もっと違うデザイン性が良かった!カスタマイズが難しかった!と後悔することのないように事前にテンプレートの違いをしっかりチェックしておきましょう。

Cocoonがおすすめな人

cocoon 公式サイト
  • 無料テーマをお探しの人
  • シンプルなデザインが好きな人
  • コーディングを使ってカスタマイズを楽しみたい人

Cocoonの1番の強みは無料!無料ならCocoon一択!というほど評価の高いテンプレートです。ブログを始めたいけれども初期費用はかけたくない人は試してみる価値ありですが、デザイン性で好みも分かれます。

CocoonのデザインはシンプルでSNS上ではちょっぴりダサい!と言われることも。カスタマイズしなければスタイリッシュ性は低めで、カスタマイズにはCSSやHTMLなどのコーディングの知識が必要ですが、ユーザーが多いので時間をかければ問題が解決します。

SANGOがおすすめな人

SANGO 公式ホームページ
  • 女性らしくやわらかいデザインのサイトを作りたい人
  • テンプレートをコピペで簡単にカスタマイズをしたい人
  • コーディング知識がある程度ある人

SANGOの1番の特徴は、居心地の良さにこだわったデザイン性です。色味もやわらかめなので、女性的なサイトが作れます。SANGOデザインのようなデザイン性はほかのテンプレートではないので、デザイン性に惹かれて、というユーザーの方も多いですね。

SANGOでは500種類以上のデザインテンプレートがあり、それらをコピペするだけで自分好みのサイトに。トップページだけのデザインでなく、ヘッダー、フッターなどのページ設定デザインも用意されています。

さらにオリジナリティを出したい時にはCocoonと同じくCSSなどのコーディングの知識が必要になります。

口コミを見ているとCocoonよりも難しい、といったものもありましたが自分自身はコーディングの知識がないのでどちらもハードルが高め、という印象です。

どちらのテンプレートもアップデートが頻繁、ユーザー限定のサポートフォーラムがある、などサポート面が充実していることも人気の理由です。

【表で比較】CocoonとSANGOの違い

項目cocoon 公式サイト

Cocoon
SANGO-デザイン
SANGO
価格無料税込14,800円
デザイン性シンプル過ぎる女性らしく可愛いデザイン
カスタマイズコーディングの知識が必要デザインテンプレートをコピペできる
使いやすさ初心者には難しめ初心者には難しめ
サポートサポートフフォーラム、
マニュアル完備
サポートフフォーラム、
マニュアル完備
口コミとても良い良い
表示速度・SEO表示速度速い、内部SEO対策表示速度速い、内部SEO対策
タイトル詳細を見る詳細を見る

CocoonとSANGO を7つの項目で徹底比較

価格

価格

初心者ブロガーにとってはテンプレートを有料にするか、無料で始めるか、も大きなポイントですよね。ブログを始める上でレンタルサーバーの出費もあり、初期投資にあまり値段をかけたくない!という人も多いはずです。

そんなブロガーさんには無料のCocoonがおすすめです!かと言ってクオリティが低いということは全くありません。有料テンプレートと引け劣らない機能性が特徴です。

一方のSANGOは税込で14,800円、と2023年現在のテンプレート価格の中では平均です。2022年の大幅なアップデートで値上がりがされましたが、以前のSANGOのデメリット、

  • スタイリッシュなデザインがないので企業サイトには向かない
  • デザインが似通ってしまう

は解決されています。

値段に関しての口コミを見ると、

Cocoon
  • 無料テーマはCocoon一択
  • 無料とは思えない機能性
  • 便利で満足、無料なんて信じられない
  • 無料でも稼げる

無料とは思えない機能性がCocoonの魅力です。

SANGOのテンプレートは平均的な値段なので、高い!といったコメントもありませんでした。2022年までの11,000円が安くてびっくり!という人が大部分でした。

デザイン性

サイトのデザイン性

サイトのデザイン性では、好みも分かれますが、女性らしくやわらかいデザインのSANGOにが少し勝ります。Cocoonはデザインがシンプル過ぎるのがデメリットです。

Cocoonのデザインをおしゃれにするにはカスタマイズが必要です。カスタマイザーが多くはないので、コーディングの知識が必要になってくるので、初心者にはハードルが高め。

SANGOにはデザインテンプレートはないものの、デザインテンプレートをコピペすれば自分好みのサイトにカスタマイズできます。カスタマイザーでもカスタマイズは可能ですが、ほかのサイトと差をつけるにはコーディングの知識が必要に。

実際のデザイン性の違いを見てみましょう。

Cocoonデモサイト (デザインスキン、100種類以上)

Cocoonの着せ替えデザインスキンはユーザーが開発することもでき、現在では100種類以上にもなっています。数としては多いのですが、基本のデザインがシンプルなのでどれを見ても、もうちょっとカスタマイズしたいかも、と思う人も多いでしょう。

カスタマイズするにもコーディングの知識が必要になるので、コーディングが苦手な人には難しいというデメリットも。逆にコーディングの勉強も同時に、と考えている人にはぴったりでしょう。

Cocoon
  • デザインが豊富で満足
  • デザインがイマイチ
  • デザインがダサくても初心者は記事に集中すべき
  • Cocoonとは思えないほどスタイリッシュ!
  • Cocoonにしてはおしゃれ

など、Cocoonのデザイン性の評価は低めです。

SANGO

SANGOはサイトのデモテンプレートはありませんが、SANGO Landというパターンライブラリーサイトがあります。SANGO Land上にあるデザインテンプレートをコピペ、組み合わせることで自分だけのサイトが作れるので、デザインテンプレートよりもオリジナリティが出ますね。

SANGO Land トップページ テンプレート

例えばトップページを選ぶと11つのテンプレートが出てくるので、その中から自分好みのデザインを選んでもよし、

その中から自分の気に入ったデザインを赤丸で囲んだ部分をクリックするだけでコピーできます。

SANGO Land テンプレート コピー

SANGO LandはSANGO公式が作ったものだけでなく、ユーザーの方も協力して作り上げているライブラリーサイトなのでバラエティーも豊富です。投稿されたテンプレートを使ってトラブルが生じたときは公式サイトでフォローしてくれます。

SANGO
  • デザインが可愛い
  • 柔らかいイメージを出せる
  • SANGO Landを使えばサイトがおしゃれになる
  • SANGO Landが便利!

デザイン性に関しては、やわらかい色使い、女性的で可愛いデザイン、など高評価です。SANGO LandについてもSANGOらしいデザイン性を残しつつ、コピペで使えるので便利、といったプラスコメントが多く寄せられていました。

ブロックエディタ・装飾機能のデザイン性

どちらも完全ブロックエディタ対応で機能や装飾機能が充実しています。それぞれのオリジナルカスタマイズブロックを見てみましょう。

Cocoon

Cocoonのオリジナルブロックは29種類。以前は記事執筆の上でもコーディングの知識が必要でしたが、度重なるアップデートで使いやすさがアップしています。

Cocoonのブロックエディタは有料テンプレートに比べて多少使いにくいとも言われますが、カスタマイズブロックやアイコンの種類がとても豊富なので記事を書くのが楽しくなります。

2023年7月のアップデートでは可愛い装飾機能も追加になり、可愛い!とTwitter上でも話題になっています。

SANGO

SANGOのブロックエディタはSANGO Gutenbergと言われ、オリジナルブロックが20種類以上とCocoonとほぼ同じ。

SANGO ブロックエディタ Gutenbert機能

ボックスブロック、ボタンブロックが30種類以上、リストブロックが20種類以上とCocoon同様、記事執筆が楽しくなる工夫がたくさん盛り込まれています。Cocoonに比べると基本色がやわらかい印象で、ボックスも可愛い要素が強いですね。

そのほかの吹き替えブロックやステップブロックなどはどちらのテンプレートも充実していますが、大きくさを感じるのはテーブル機能です。

どちらもWPのカスタマイズテーブルブロックを使っていますが、SANGOは装飾機能が充実しており、表の中にボタンや画像を挿入できるほか、◯、△、評価などパッと見た時に印象に残るようなテーブルができるようになっています。横スクロールもできるので見やすいですよね。

Cocoonはテーブル機能に関しては装飾機能がWPのデフォルト機能なので、どうしてもシンプルで印象に残りにくいというデメリットも。

SANGOは記事執筆が便利になるオリジナルブロックだけでなく、サイトデザインにも使える「フルワイド背景ブロック」「スライダーブロック」「ヒーローブロック」などのデザインブロックも充実しています。

カスタマイズ性

どちらもカスタマイズ性に優れたテンプレートですが、Cocoon設定とコーディングのCocoon、SANGO Land、カスタマイザー、コーディングのSANGOと使い勝手が多少違います。

Cocoon

Cocoonをインストールして実際にカスタマイズしてみたサイトがこちら。

Cocoon カスタマイズ

シンプル、悪く言えばちょっと物足りないデザインですよね。トップ画像もカスタマイザーでは設定できないので、コーディングでカバーしなければいけません。

カスタマイザーもほかのテンプレートに比べかなり少なめです。ただ、カスタマイザーが少ない理由はCocoonの開発者のわいひらさんのこだわりでもあります。カスタマイザーは少ない代わりに、Cocoon設定なるものがあります。

「WP管理画面」→「Cocoon設定」でかなり細かな設定ができるのでカスタマイザーよりもわかりやすいかもしれません。カスタマイザーよりも細かな設定がスピーディーに、さらには全画面表示でどのように表示されるかもはっきりわかるのでより直感的に操作ができます。

Cocoon設定

また、サイトのデザインをカスタマイズするためにはどうしてもCSS、HTML、phpの知識が必要になります。コーディングが楽しい人、時間をかけてサイトを作り上げていきたい人にはおすすめですが、コーディングが苦になる人にはおすすめしません。

Cocoon
  • カスタマイズ、時間かかるけど楽しい!
  • Cocoon設定を使えばなんでもできる
  • 初心者にはカスタマイズが難しい
  • コーディングが必要なので有料テーマに変更

などカスタマイズを楽しんでいる人と、難しくて挫折した人に分かれます。

SANGO

SANGOのカスタマイズにはSANGO Landのデザインテンプレートをコピペするほか、カスタマイザーを使用する方法もあります。

SANGOのカスタマイザーも決して多くはありませんが、Cocoonに比べると充実しています。Cocoonではコーディングの知識がないとトップページの画像を挿入できませんが、SANGOではSANGO Landからコピペでできあがるので難易度は低めです。

SANGO
  • カスタマイズが無限大
  • SANGO Landでカスタマイズが簡単
  • CSSが少し難しい
  • コーディングが必要と聞いてやめた

SANGO Landを使うとSANGO感が出てしまう、似たデザインにはなってしまうので、オリジナリティを出したい人はコーディングが必要です。

使いやすさ

使いやすさ

Cocoon

Cocoonを使いこなすには、設定、マニュアルもありますが下調べが必要だったり、カスタマイズがちょこちょこと必要になってくるので、初心者、また副業ブロガーさんなど忙しい人にはあまり向きません。

Cocoon
  • 無料でも十分使いやすい
  • 調べれば解決策があるので初心者にも使いやすい
  • Cocoon使いにくい

SANGO

使いやすさに関してはSANGO Landを使えば初心者にも簡単、という口コミと、カスタマイズをいじる時にコーディングが必要なので中級者向き、という口コミに分かれました。

SANGOの世界観が好きな方はデフォルトのままでも可愛いので、初心者でも使いこなせそうです。

SANGO
  • 使いやすい
  • 初心者におすすめ
  • コーディングが必要なので中級者向け

どちらのテンプレートもブロックエディタ対応なので、直感的に記事執筆ができます。

『Cocoon』、『SANGO』どちらもカスタマイズしたい時は中級者向き

サポート

サポート面に関してはどちらも評価が高いです。

Cocoon

無料マニュアルが完備されており、わからないことは公式サイトから解決できます。そのほか、ユーザー限定のサポートフォーラムがあるので、わからないことがあればフォーラムに質問ができる、過去の質問をチェックできるので助かりますね。

アップデートも頻繁で、Twitterでお知らせがあります。開発者のわいひらさんはTwitterのアカウントを持っているので、Twitterから近況がわかります。

Cocoon
  • アップデートが頻繁
  • 不具合に対してもスピーディーに対応
  • ユーザーが多くフォーラムもあるので大体のことは解決できる
  • 人柄が素晴らしい

アップデート・不具合対応の早さ、人柄の良さから多くのファンを集めているほか、わいひらさんのユーザーに対する愛も感じます。

SANGO

SANGOに関してもユーザー限定マニュアルとサポートフォーラムがあります。アップデート頻度も高いので安心です。テンプレートの不具合に関してもすぐに対応がされます。

Cocoonと同様、開発者のサルワカさんのファンのユーザーも多く、ユーザーとの距離感が近い、開発者の熱意を感じられる、など信頼度の高いコメントが多く寄せられています。

SANGO
  • サポートが手厚い
  • 質問に丁寧に答えてくれる
  • アップデートがとにかく頻繁
  • 不具合にもすぐに対応してくれる

口コミ

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どちらも人気のテンプレートですが、口コミや評判はどうなのでしょうかTwitterを中心に集めてみました。

Cocoon

無料ではCocoon一択、機能性がいいなどのツイートが多く寄せられています。

Cocoonはダサい、コーディングの知識がないと可愛くできない、などのツイートもちらほら。コーディングができればデザイン性の高いブログが作れます。

Cocoonはカスタマイズが初心者には難しい、という意見もありますが、Cocoonで満足している人、カスタマイズを楽しんでいる人はCocoonのままでも問題なしです。無料でこれだけの機能を詰め込んだテンプレートはほかにはありません!

無料テンプレートでも、テンプレートアフィリエイトがなくとも、収益化は狙えます。逆に言えば有料テンプレートにしたからと言って稼げるわけではない、ということ。コンテンツスキルを磨き上げれば収益化も夢ではありませんね。

ほかのテンプレートも比較されることの多いCocoonですが、ほかのサイトを使ってみてからCocoonの素晴らしさに気付く人も多いようです。

サポート、アップデート面でもCocoonは評価高し。

Cocoonに関してはテンプレートの素晴らしさだけでなく、開発者・わいひらさんの人柄を慕って使い続けているユーザーもたくさんいます。

開発者のわいひらさんは「寝ログ」も運営者でもあり、10年以上前に起きた事故で寝たきりの生活を送りながら、自分にできることは何か?と試行錯誤を繰り返してWPテンプレートの開発に至りました。

開発者・わいひらさんの体調不良による運営面を心配する声も多かったですが、2022年9月にエックスサーバーに事業譲渡をして、テンプレートがなくなってしまう、という心配はなくなりました。今後も開発・運営・サポートはわいひらさんが続けていくと公言しています。

エックスサーバーとの業務提携にあたり有料化の話も出たようですが、現在も無料でアップデートを行っている素晴らしいテンプレートです。

SANGO

SANGOのデザイン性に関してはかわいい、やわらかい、などデザイン性がドンピシャの人は満足度が高いことがわかります。

SANGO Landでデザインをコピペできるのもかなり評価が高いですね。

カスタマイズの幅がメリットとしてあげられてもいますが、コーディングやCSSの知識がある程度が必要、初心者ブロガーにはちょっぴりハードル高めです。

初心者にもおすすめ、というツイートも多いながら中級者でないとカスタマイズには手こずりそうですね。

この表示速度比較表はわかりやすいですね。

CocoonとSANGOを比較しているツイートも。

マニュアル、サポートフォーラムが丁寧などサポート面も充実。

2022年に大幅なアップデートが行われ、新規ユーザーの価格はアップしましたが、以前買った人はそのままで使えるというありがたさ。

ほかにも開発者・サルワカさんにリスペクトの人も多くいます。2022年にはSANGO勉強会も行なっていたようですが、現在はあまりアクティブではないようです。

最近はSWELLに押されぎみでユーザーが少なくなっている、といったツイートもありますが、まだまだ進化を続けているので、今後の展開に期待です。

表示速度・SEO対策

Cocoon

SEO

Cocoonは無料テンプレートの中では表示速度が早く、内部SEO対策ができています。Cocoonの高速化設定はマニュアルに、SEO対策はCocoon設定で細かく設定できます。

Cocoon
  • 工夫すれば表示速度アップできる
  • サイトスピードに改善の余地あり
  • SEO対策もできている
  • 無料だって検索上位で表示される

サイトスピードに関しては無料の中では最速とも言われていますが、有料テンプレートに比べると多少劣ります。SEO対策に関しても同様の口コミが寄せられています。

SANGO

SANGOでは基本的な内部SEO対策が取られており、追加のプラグインをインストールする必要がありません。また、読んでいても負担にならないようなデザインでサイトの滞在時間が長くなるように工夫もされています。

それでも検索上位になるにはコンテンツの内容も大切です。テンプレートが内部SEO対策ができている=検索上位を狙える、というわけではないので、コンテンツ内容をみがく事も忘れないようにしましょう。

表示速度に関しては、「サムネイル画像サイズの最適化」、「コンテンツ内の画像の遅延読み込み」、「記事フッターの遅延読み込み」などの工夫を行っています。国内最速と言われるSWELLと引き劣らないスピードなので、表示速度によるサイト離れが起こらないようになっています。

SANGO
  • 表示速度が速い
  • SEOに強い
  • やり方次第で検索上位も狙える

表示速度は速い!という口コミが多く寄せられています。内部SEO対策がされているので安心、とも。

よくある質問

FAQ よくある質問
初心者におすすめはどちらのテンプレートですか

とりあえず無料でブログを始めたい、という人には初期投資が少ないCocoonがおすすめです。ただ、カスタマイズする上でコーディングが必要、調べる手間がある、多少使いやすさが劣る、などのデメリットもあります。

SANGOはSANGO Landを利用すればカスタマイズがコピペで簡単にできます。ただ、Cocoonのようにデモテンプレートがあるわけではないので、サイトを作り上げていく、という意味では多少難しめでしょう。カスタマイズにもCocoon同様コーディングの知識が必要になります。

どちらのテンプレートも初心者でも使えますが、カスタマイズをしたい場合は中級者以上のスキルが必要です。

どちらを使えば収益が狙えますか?

Cocoonは無料なので、どんなに紹介してもアフィリエイト報酬が発生しないというデメリットはありますが、収益を上げているブロガーの人も多くいるので無料だから稼げない、ということはありません。

SANGOもテンプレートのアフィリエイトができないので、アフィリエイト狙いのブロガーにはいまいちかもしれません。ただ、SANGOが提携しているレンタルサーバーConoHa WINGにはアフィリエイトがあり、WING経由でSANGOを購入した場合はアフィリエイトの対象になります。

どちらもアフィリエイト一押しのテンプレートではないにもかかわらず、人気が高いので純粋に良いテンプレートなのだということもわかるでしょう。

どちらもテンプレートのアフィリエイトはできませんが、物販アフィリエイトはできます。

複数サイトでも制限なく使えますか?

はい、使えます。

SANGOは自己利用であれば複数サイトの使用が可能です。第三者へのサイトの利用はできないのでご注意ください。

クラシックエディターでも使えますか?

どちらも完全ブロックエディタ対応なので、ブロックエディターを使用することを前もっておすすめします。

それでもクラシックエディターを使いたい時にはSANGOでは「Classic Editor」プラグインをインストールしてください。

Cocoonでクラシックエディターを使う場合は「Cocoon設定」→「エディタ」で「Gutenbergエディターを有効にする」チェックを外して変更を保存すればクラシックエディター仕様になります。

ただ、クラシックエディターは2024年に終了することが決まっているので、ブロックエディタで記事執筆に慣れておく方が良いでしょう。

相性の悪いプラグインはありますか?

どちらも内部SEO対策がされているのでSEO関係のプラグイン(All in One SEOなど)はかえってサイトのスピードを遅くしてしまうので、無効化するか削除しましょう。

ほかのWPテンプレートから乗り換えした後にもSEOプラグインは無効化しておきましょう。

まとめ

本記事ではWPテンプレートで人気の『Cocoon』と『SANGO』を7つのポイントで比較調査しました。

どちらのテンプレートもカスタマイズの充実度、完全ブロックエディタ対応、サポートの充実と、ハード面とソフト面のバランスが良く取れています。

どちらも優れたテンプレートなのですが、大きく違うポイントは

Cocoonは無料

SANGOは女性らしく可愛いデザイン性

です。

Cocoonは無料でありながらこれだけ充実した機能性を持つので、ブログを始める人にはぜひ触って見てもらいたいテンプレートです。

SANGOデザインはやわらかく女性的なデザインで、SANGO感を楽しみたい人にはぴったりです。

どちらもデフォルトデザインでも使えますが、カスタマイズする場合には多少のコーディングが必要になるので初心者にはハードルが高めでしょう。

以上のポイントを踏まえた上で、それぞれのテンプレートがどんな人におすすめなのか最後にもう一度見てみましょう。

Cocoonがおすすめな人
  • 無料テーマをお探しの人
  • シンプルなデザインのサイトを作りたい人
  • コーディングの知識があってカスタマイズを楽しみたい人
Cocoon 口コミ
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SANGOがおすすめな人
  • 女性らしくやわらかいデザインのサイトを作りたい人
  • テンプレートをコピペで簡単にカスタマイズをしたい人
  • コーディング知識がある程度ある人
SANGO 評判
【実は微妙?】SANGO WP有料テンプレート 評判の感想と口コミ・評判を暴露! 開設1年で200万PV/月を超えた人気のWebメディア「サルワカ」から生まれた有料WPテンプレート・SANGO。発売当初は「サルワカ」...

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cocoon 公式サイト
SANGO 公式ホームページ